「えれじあ ぷらて~ろ」の由来

子供の頃、母が1冊の本をプレゼントしてくれました。
スペインの詩人、
ヒメネスの『プラテーロとぼく』です。

作品に登場する「ぼく」は身辺で起こる様々なできごとを
ろばのプラテーロに話しかけます
明るい話題もありますが
そのほとんどは
幼い子供の死や、  

売られていく動物の話など 

悲しい出来事です

この詩の副題は
「アンダルシアのエレジー(Elegia Andalusia)」

エレジアとはエレジー(哀歌)のことです
ヒメネスの詩の中でプラテーロは
「ぼく」の語るエレジアを
黙って受け止めていきます

この小さなサロンも プラテーロのように
降り積もった雪のような
寂しさや苦しみを
受け止める場所であって欲しい

そんな想いから
「えれじあ ぷらて~ろ」と名付けました